視線を下げるとネガティブになる【更年期ケア】

澄んだ青空を見上げているときや、

天井をぼ〜んやり眺めているとき。

なんとなく気持ちが落ち着くことありませんか?

 

逆に、机に突っ伏したり、

スマホをじっと見つめたりしているとき。

 

どこかネガティブな思考が頭をぐるぐる回ってしまったり

した記憶はありませんか?

 

 

 

これが気のせいではなく、

視線の向きが脳の活動に直接影響を与えるから

だということ。

 

 

 

特に

更年期の時期は気分の

浮き沈みや不安感に襲われることもある。

 

 

そんな時、ついつい下を向いてしまいがちだけど

上を向くだけで脳は前向きな発想やイメージをしやすく

なるんです。

 

逆に

下を向くと、

より慎重で内省的な思考になりやすい。

 

 

試しに

上を向いて「嫌なこと」を考えようとしてみる。

 

でも、なかなか上手に考えられないんです。

 

逆に、下を向いて「嬉しいこと」を思い描こうとしても、

なんだかピンとこない。

 

私たちはよく「上を向こう」と言われます。

 

歌にもありますよね

坂本九さんの「上を向いて歩こう」

 

 

それは単なる気持ちの問題だけじゃなく、

脳の仕組みにもちゃんと理由があることを知ると、

少しだけ納得感が増します。

 

でも、ここで思うのは、「下を向くこと」も

決して悪いことではないということです。

 

ネガティブな思考や内省的な時間も、

時には必要だと思うんです。

ただし、それに引っ張られすぎないためには、

最後に上を向く時間を持つことが

大切だと思います。