ロミロミセラピストになる原点と想い
今日は、
私がロミロミセラピストに
なるきっかけになった出来事。
そして変わらぬ想いについて書いていきます
(長文です)
私が20代のころ、
母が、くも膜下出血で倒れました。
突然の出来事で命の不安と
向き合う時間が
続きました。
幸いにも母は一命を取り留めましたが、
元気に回復したとは言えませんでした。
病に倒れ元気も笑顔も無くなっていった、
母がぽつりとこう言ったんです。
今日は風が気持ちいいから、
なんか気分もいいわと。
私には
その一言が胸に強く刺さりました。
病気や治療の話ではなく、
ただ“風が気持ちいい”と感じられたこと。
それが、生きている喜びそのもののように
感じたんです。
そして今度は
支える側の私の体が崩れました。
母のことが落ち着いた頃でした。
疲れが抜けず、眠れず、不安が強くなり、
やがて パニック発作 を起こすようになりました。
一人娘で在る私は知らず知らずのうちに、
「ちゃんとしなきゃ」
「私が頑張らなきゃ」と
思っていたのかもしれません。
気が付かないうちに、
体と心は悲鳴をあげていました。
あの時、強く感じたのは、
体が元気じゃないと、
人生はこんなにも苦しく見えるんだ
ということ。
そんなとき、ロミロミに出会いました。
ロミロミを知るようになって、
自然の力で癒すこと、
ロミロミを受けると
深く呼吸ができるようになり、
体がゆるみ軽くなり
心が静かに落ち着いていく感覚を
久しぶりに思い出しました。
ある日、私もふと感じたんです。
「今日も風は気持ちいいな〜」って。
母と同じ言葉を、私自身が。
その瞬間、
幸せって、特別なことじゃない。
体が整っていると、日常そのものが変わるんだ
と気づきました。
母がくも膜下出血で倒れたとき、
年齢を重ねていく自分の未来を
見せられているようでもありました。
でも
年齢を重ねることは、
悪いことではありません。
でも、体の調子が崩れると、
「老いること」そのものが、
怖く感じてしまう。
逆に、体が整っていると
年齢は 深み になり、
人生は やさしく、味わい深く なっていきます。
私は、母と自分自身の体験、ロミロミから学びました。
健康は人生の見え方を変える
私がロミロミで届けたいもの。
私のロミロミは、
ただ筋肉をほぐす施術ではありません。
自然のリズムに体をゆだね、
呼吸を深め、
日常の些細な幸せを感じられる体と心へ
戻っていく時間です。
Hawaiiではロミロミは治療ですが、
日本ではもちろん違います。
ただ、からだ的にも凝りやむくみにも
アプローチするし、
中長期的に健康に必要なホルモン
(女性ホルモンだけでなく
ホルモンは100種類以上あります)を
整えやすい体にする。
血行を改善することで
血管をしなやかにして、
血管が関わる病の予防、
幸せを感じる力、痛みをコントロールする
などなど、
その恩恵たるや書ききれないのですが、
シンプルに
ロミロミは体から人生を立て直すことかなと。
思っています。
体は自分の人生の最後まで
離れることのないパートナーです。
その体調が崩れたら
日常の彩りが瞬く間にグレーになります。
私はロミロミを必要としてくださる方と
彩りある日常、人生を一緒にクリエイト
していきたいと思っています。
ひたすら走り続けてきたらセラピスト歴20年。
2025年も終わろうとしています。
2026年も泣き笑いしながら一緒に健康を
サポートできれば嬉しい限りです。
オーナーセラピスト kobayashi marie
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